SOKOL Automat
Industar70 50mm / 2.8
 

正面から見るとレンズのまわりのデザインがかっこいい。距離計連動、パララックス自動補正(ちょっとあやしい)。ファインダーは明るくて見やすい。

アクセサリーシューはホットシューではない。SOKOL2はホットシュー。上面 はすっきりしている。

巻き上げレバーは大きくて使いやすい。レバーの上の丸いスイッチ(左右に動く)の機能は不明。巻き上げないとシャッターダイヤル、絞りともに動かない。
レリーズを取り付けるねじ穴(左)と電池ボックス。電池ボックスはねじ込み式で、軍艦部を固定する役割も兼ねているらしい。
ボディ底面のフィルムカウンター。裏ブタを明けるとゼロに復帰する。正確に動く。
シャッターはレンズわきにあり、下に大きくスライドさせるためブレやすい。ボディが大きいため、もしシャッターがボディの上部にあったら、指がとどかないかもしれない。
フィルム巻き戻しレバーはボディの側面にある。ドイツの高級カメラとほぼ同じ。とても使いやすい。

 

2002年1月「新宿中古カメラ市場」で2,980円(超特価品)で購入。SOKOLとSOKOL2が何台かあったが、巻き戻しレバーが取れてしまっているものが多く、これが一番まともだった。最近お店に行ってみたら、SOKOLはあまり売れていないようで、在庫がまだ4台ほどありました。

一応シャッター優先オートができるらしいが、フィルム感度の設定ダイヤルが動かないため、マニュアル撮影しかできないのがちょっと残念です。電池も何を使うのか不明。

試し撮りをしてみたら光線漏れがありフィルムがかぶっていた。そこで裏ブタとボディのすき間に黒のフェルト(こみちのマフラーのはしっこ)を貼り付け補修。

重さ約800グラム、幅138mm、高さ90mm。Contax G-1よりひとまわり大きく約100グラム重いだけだけど、かなりずっしりときます。私の手はG-1にぴったりサイズなのでSOKOLはちょっと手にあまる感じ。

(2002.02 むぎこがし)


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