Ricoh Flex Dia
  Riconar 3.5 / 8cm
     
  1956年発売の二眼レフカメラ。これ以前のリコーフレックスと違い、ピント合わせは「デュオレバー」というボディ両側面 のレバーで行う。
  巻き上げはダイアル式で、真ん中の黒いボタンを押しダイアルを回すと1枚分巻き上がりストップする。二重露光防止機能はない。
  レンズはカビやクモリ、キズもなくとてもきれい。これは3枚玉 らしいが後継機は4枚のテッサー型になるらしい。
  バヨネット式のフードも付属。角形でなかなかかっこいい。
  革ケースとレンズキャップも付属。重さはちょうど1kg。撮影時は両手で持つので以外に軽く感じる。

 

 

中野駅南口の「パルテ」で購入。ちょっと寄ってみたらミノルタオートコードが置いてあった。しばらく見ていたらお店のおじさんが「こんなのはどう?」と言ってこのカメラを出してくれた。

一目で気に入ってしまったのだが予定外だったので、こみちとお昼を食べながら再検討して、結局購入してしまった。値段はとてもリーズナブル。

うちに帰ってから分解して掃除し、さっそくリバーサルで試し撮り。ウエストレベルでの撮影に慣れていないので、構図を決めるのに一苦労。左右逆像というのは感覚的になかなかなじめない。そしてシャッターが軽すぎるので心の準備ができる前に押してしまってブレたり…。しかし写 りはとてもよくて一安心。

大判のよさは1本撮っても12枚なのでスキャンが楽なこと。もうハーフサイズはごめんだ。

(2002.08.31 むぎこがし)


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