PENTAX ME Super
   

Super Takumar 35mm/F2.0

SMC Takumar 28mm/F3.5

     
 
 
 
 

1979年発売。MEの改良機。もともとはKマウントの50mmF1.7が着いていた。これもだいぶ前に兄からもらった。コンパクトでよくまとまったカメラ。不満な点は、AEロックがないこと。しかも露出補正ダイヤルが回しにくい。

「マウントアダプターK」を装着して、M42マウントレンズを使えるようにした。

マウントアダプターKをつけると絞り込み測光になるが、普通にオートで使える。

まずはどのレンズをつけるか迷ったけれど、Superつながりで「Super Takumar 35mm F2.0」にした。

このレンズの特徴として、黄ばみがかなりきつい。実際の撮影にはあまり影響しないと聞いていたが、やはり少し黄色みがかる気がする。ここまで黄色いのは、いわゆる「アトムレンズ(放射能レンズ)」だからだろうか。レンズに酸化トリウムを使うことで性能を高めたらしい。放射線を発しているので物騒だが、たまに使う分には大丈夫だろう。

できれば、同じ35mm F2.0の初期形を手に入れたい。写技研の先輩に貸してもらったことがあるが、ずっしりとした大口径レンズは撮影意欲をそそるものがある。

(2010.02)


<< Camera & Tool Top