Great Wall(長城)
  3.5 / 90mm
     
 

中国製のGreat Wall(長城)。日本仕様らしく上部の「標準露出表」は日本語表記。年代は不明だが、レンズの製造番号が861360なので86年製?ボディの中には「No.162368」という紙が貼ってある。重さは925グラムで小型軽量 。

 

ファインダーはウエストレベルで二眼レフと同じだが、構造は一眼レフ。シャッターを切るとミラーが跳ね上がり何も見えなくなってしまう。シャッターをチャージすればミラーが復帰する。

  6×4.5のマスクが付属していて、6×6との使い分けができる。
  ピントグラスはスプリット式であわせやすい。「スポーツファインダー」の機能はない。ピントはレンズのヘリコイドを回す方式。
  シャッター速度はB、30、60、125、200。シャッターを切ると「バコッ」という大きな音とともにかなりの振動が伝わってくる。セルフタイマーもついている。
  レンズはキズもなくとてもきれい。どんな写りをするか楽しみ。レンズは取り外しができるが、交換レンズはあるのだろうか?
  長城とはもちろん「万里の長城」のこと。
カメラ上部の標準露出表

 

 

昨年末のサンモール商店街の抽選で1万円の商品券が当たったので、その一部を使ってフジヤカメラで買いました。

6×6でありながらコンパクトで軽いボディは持ちやすくてとてもいい感じです。

外見もきれいで使い込んだ様子はありません。しかし作りはリコーフレックスDIAにくらべるとかなり雑です。

とりあえず光線漏れしそうなところにモルトを貼って、リバーサルで1本撮影しました。どんなふうに写 るかとてもたのしみです。写真はGALLERYのほうで公開します。

このカメラで「万里の長城」を撮るのが夢です。

(2003-01-20 むぎこがし)


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