CHINON GENESIS
   

CHINON 35mm/F4.1〜80mmF6.4

 
 
 
 
 
 
 
 

1988年発売のいわゆるブリッジカメラ。当時の価格は6万円ほどの高級カメラ。とにかく大きくて重い。ヤフオクでただ同然で購入。電池代の方が何倍もかかってしまった。正面レンズ横と、上部液晶まわりのパネルが欠損していたが実用には問題ない。

メインスイッチを探すのに手間取った。なんと、上部のストロボをポップアップすることで電源がONになる。撮影時は常にストロボが出ている状態となる。

ファインダー内に表示される情報は少なく、合焦とストロボマークのみ。ズームは手動で。マクロもあります。背面の液晶は表示されません。

発売当時はコンバージョンレンズなどアクセサリーも充実していたが、今では入手困難。調べてみたら、海外(?)ではシリーズ4まで後継機が発売されていたらしいことがわかった。

写りには文句はありませんが、やはり持ち歩きは大変ですね。

「CHINON」であることが大切なカメラ。

そして、荒木経惟(アラーキー)の「愛しのチロ」を撮影したカメラがこのジェネシスであることに、最大の意義があるかも。

実写サンプル(1)

実写サンプル(2)

(2010.05)