RICOH CX2 (Digital)
   

4.9mm/F3.5〜52.5mm/F5.6
(35mm換算28〜300mm)

 
 
 
 
 
 
 

リコーCX2にビューファインダーを取り付けてみました。

CX2のレンズの広角側は、私が大好きな28mmです。街中のスナップにちょうどいいのですが、カメラを顔の前に構えてモニタを見ながらの撮影は、なんだかしっくりこないのです。

そこでビューファインダーを取り付けて、銀塩感を出したいと思いました。しかし、問題は2つ。

まず、ファインダーを取り付ける「アクセサリーシュー」がありません。

それに、28mm画角のビューファインダーは、けっこう高価なのです。

フォクトレンダー用など現行製品はカメラ本体と同じくらい、ロシア製のツアイスコピーのターレットファインダーも、ヤフオクで8000円くらい。ヤフオクを数ヶ月ウオッチしていたらAPSカメラの「エピオンRVX」用のファインダーが出ていて、調べてみると視野いっぱいでほぼ28mmであることがわかりました。運良く3000円ほどで落札でき、ファインダーは確保できました。

アクセサリーシューは自作するしかありません。構想としては、L字の金具をボディに固定して、アクセサリーシューは金具に直付けで…。

金具は、穴の開いたアルミ板を使いました。強度に不安があったので、瞬間接着剤で2枚貼り合わせました。薄いアルミなので、穴に沿って切れば普通のハサミでカットできます。

ボディ側面のネジは市販のネジで代用できることがわかり、少し長めのネジを使いました。アルミ板の穴をちょっと広げてネジ穴に合わせました。思ったよりしっかり固定できました。

アクセサリーシューは「エツミ」のもので、金属部分だけをアルミの金具に瞬間接着剤で付けました。

ファインダーの見え方はまずまず(値段なりです)、しかし逆光にはすごく弱いです。

このファインダーにはかなり満足しています。欲を言えばCX2のモニタを撮影中OFFにできればいいのですが。

(2010.10)